【日本一詳しい?】アーセナル選手名鑑3 カラム・チェンバース
チェンバースのプロフィール
名前: カラム・チェンバース
国籍: イングランド
年齢: 25
身長: 186cm
アーセナル加入: 2014
Transfermarkt算出の市場価値: 18M€
豆知識: みずがめ座
チェンバースの長所・魅力
・ホームグロウン
・エジルに次ぐ古株
・全体的にバランスが取れた能力を持つ
・修羅場を乗り越えてきている
・時々オープンプレイから攻撃時に凄いプレイを見せる
チェンバースの特徴・プレースタイル
エミ・マルティネスと同じく、チェンバースも流浪のキャリアを送っており、こちらもまた最終的にイングランドの中位下位チームに移籍かと思われていたが、そのたびにレンタル先で大活躍を見せ、不死鳥のようにアーセナルに舞い戻ってきている選手。
ただ、自身は不死鳥でも、送り込まれた先のクラブはことごとく降格しており、降格請負人の異名を持つ。
満を持して今季はアーセナルに復帰し、かつ悪くないプレイを見せていただけに長期離脱となったのは非常に残念で、ホールディングにも言えることだが、焦りすぎずにゆっくり回復を目指してほしい。
ACL断裂が12月末なので、恐らくトップチーム復帰が9-10月、トップフォームに戻れるのは早くとも冬くらいになるだろうか。
素質的には、どの能力もバランスよく、といった感じで、突出して足が速かったり、空中戦が強かったり、パスが上手かったり、ということもないが、かといって特に苦手分野も見当たらない。
今後かつての調子に戻れるのであれば、という前提付きだが、ムスタフィに代わって右CBのポジションをサリバと争う第一候補なのではないだろうか。
枚数的にはCBがあふれ気味のアーセナルではあるが、とりあえず怪我の影響で夏の売却は不可能なので、来季もアーセナルに残留することはほぼ間違いない。
貴重なイングランド人CBであるという点と、やはりサウサンプトンのユースで育ち、かつリーグ界のクラブで2度の降格を経験、と雑草魂のようなものはエリートが集まりがちなアーセナルにおいて、現チームの誰にも負けないのではないだろうか。
負ければ降格、というようなひりひりとした舞台での経験も彼にとって多くのプラスになったに違いない。(ミドルズブラもフラムも結局降格してしまったのだけれど。)
個性豊かな面々が揃うアーセナルにおいて、どちらかというと優等生っぽいというか、あまりに面白いエピソードがないレアな選手でもある。
CBやサイドバックとしてプレイしていても、オープンプレイから年1くらいで素晴らしいシュートを決めたり素晴らしいアシストをしたりするところは面白い。
余談だが、アーセナル公式サイトでは身長186.5cmとなっているのに、Wikipedia日本語版は182cm、transfermarktは183cm、Wikipedia英語版は185cmとバラッバラなのはなぜだろう。流石に182cmは低すぎるように感じるが、実際のところは何cmなのだろうか。
アーセナルに移籍してきたのが10代と若かったのでずいぶん昔から居る印象だが、まだ25歳でCBとしては十分若い。2022年で契約切れとなるようなので、来季がアーセナルでの正念場となるだろう。
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コメント一覧
選手の伸長と体重は本人の都合で変わる。川口能活が180にこだわったように、それぞれプレイスタイルに応じて、軽くなったり伸びたりする。ファンペルシーとフェルマーレンは10㎝は違う様に見えたがそれぞれの事情(ヘディングしたくないと大きいと思われたい)が重なり同じ伸長に表記されていた。ソルキャンベルは実際より20㎏ぐらい軽く申告してるとベンゲル自身が言っていた。