4位ラインは勝ち点62!?アーセナルのトップ4への道筋シミュレーション

企画

早々にヨーロッパリーグ敗退が決まり、アーセナルがCL出場権を得る一つの方法であったEL優勝というルートが閉ざされてしまいました。

また、シティがCL出場権を2年はく奪され、今季はリーグ5位まで、なんて話もありますが、今のところまだこの件は係争中であり、係争中は処分は保留、という決断になる可能性も大いにあります。

となると、やはりリーグ4位以内に入らなければCL出場権は安心とは言えません。今回は、現実的に考えてアーセナルが残りの試合でどれくらいの成績を残せば4位に入れそうなのか、シミュレートしていきたいと思います。

アーセナルが4位入りするにあたって、最大のライバルとなるのは誰かという点ですが、もちろんアーセナルより上位にいるチームは結構たくさんあるのですが、やはり素直に現4位のチェルシーということになるでしょう。

ユナイテッドも厳しい相手ですが、チェルシーがリバプール戦を残してはいますが、今の時点で勝ち点3差が既にありますし、幸か不幸かユナイテッドはヨーロッパでもまだ勝ち残っています。

なので、恐らくチェルシーのシーズン終了勝ち点が4位ライン、好調ならばユナイテッドもこれに加わるといった感じではないでしょうか。

ではまず、チェルシーを基準にシーズン終了時の予想勝ち点を算出して、アーセナルがどれくらいの成績を収めればそこに追いつけるのか考えていきましょう。

チェルシー

チェルシーの日程はこんな感じ

まああくまで単純計算ですが、チェルシーはここまで28試合で13勝6分け9敗なので、残り10試合だと5勝2分け3敗といったところでしょうか。ちょうどリバプール・シティとの二試合を残しているのでここで負けて、また対ビッグ6に異様な強さを誇るウルブズにも敗北、シェフィールド、パレスあたりに引き分け、あとは全部勝ちと予想します。

こうなると、勝ち点は15+2で17上乗せされ、今45なので、62となります。これは4位ラインとしては例年と比べるとむちゃくちゃ優しいですね。笑

ユナイテッド

62で本当に4位行けるか!?とちょっと不安になってきたのでユナイテッドの日程も確認してみます。トッテナムもいますが、まあトッテナムはFWがいませんし、まだ直接対決を残しているのでこれに勝てばなんとかなるでしょう。(これに勝てない前提だとどちらにしろアーセナルのトップ4争いは無理ゲー)

ユナイテッドが負けそうな相手があまり見当たりませんね、トッテナムとレスターくらいでしょうか。ただ、ここまでユナイテッドも11勝9分け8敗とアーセナルほどではないものの、勝ちきれない試合が目立っています。ヨーロッパでの疲労がたまり勝ちきれない試合が増えるというご都合主義の予想を展開し、アウェイのパレスとブライトン戦、そしてシェフィールド相手に引き分けるということにしましょう。

5勝3分け2敗なので獲得勝ち点は18、今現在42なので60ですね。

チェルシーもユナイテッドもトッテナムもアーセナルも、ここ2年は躓きが凄いので、もしかするともっと低いラインでの争いとなる可能性もありますが、どうやらやはり4位争いは60超えくらいがラインとなり、勝ち点62がとれれば4位争いに食い込めるとみてよさそうです。

アーセナル

さて、ではついにアーセナルの日程です。アーセナルは一試合多い11試合残していますが、リバプールとシティ戦を残しています。現在の勝ち点は37しかないので、仮想4位ラインの62に達するには、残り11試合で25の勝ち点を獲得する必要があります。

25ということは、7勝4分け、あるいは8勝1分け2敗する必要があります。

・・・もちろんまだわかりませんが、ちょっとこれは厳しいような気がしますね。笑

今季27試合で8勝のアーセナルが11試合で8勝できるとはちょっと考えづらいので、7勝4分けを目指すことにしましょう(それでも大分過酷ですが)

シティ、リバプール戦は引き分けを拾うとして、ノースロンドンダービーは気合で勝利、あとはウルブズアウェイを引き分けで乗り切って、ホームのレスターとも引き分け、くらいでしょうか。

となるとあとはトッテナム戦を除けばウエストハム(H)、ブライトン(A)、サウサンプトン(A)、ノリッチ(H)、アストンヴィラ(A)、ワトフォード(H)で勝利すればいいということになります。

世の中そんな甘くないぞ!という声が聞こえなくもないですが、今のアルテタアーセナルであれば、不可能ではなさそうです。サウサンプトンのアウェイが鬼門でしょうか。

ただ当然これはシティ戦とリバプール戦を引き分けで乗り切る前提なので、気合でこの2チームからドローをもぎ取る、あるいは敗れた場合はウルブズもしくはレスターどちらかから勝利を勝ち取る必要が出てきます。

まあ、予想通り若干厳しそうではありますが、シーズン中盤の様子を考えれば3月の時点でまだ4位争いの可能性を残しているというのは予想もできなかったことなので、精いっぱいシーズンの残りを楽しんでいきたいですね。

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Posted by gern3137