選手採点 vs スタンダール・リエージュ(A) by James Benge
グループリーグトップで決勝トーナメント進出!
GK マルティネス: 5
前にはでこぼこのピッチ、後ろには大歓声のリエーフファンに挟まれ、あまり心地よさそうには見えなかった。何度か自陣でボールを失いそうになる場面があった。
DF マヴロパノス: 5
序盤に雑なパスをカルセラにかっさらわれ、その後25分には中盤でボールを失い、それが失点につながった。
後半にスミス=ロウへの素晴らしいパスを見せたりと、才能は感じさせたが、アーセン・ベンゲルが去っていこう147分しかプレイできておらず、まだまだトップレベルへの適応には時間がかかりそうだ。
ルイス: 4
頼りになるはずのベテランCBが自陣でノールックパスに挑戦するというのは困ったものだ。結果的にピンチにはならなかったものの、ルイスがコシェルニーの代役としてアーセナルが求めていた選手ではないことは明らかだ。
彼は守備陣を落ち着かせる代わりに必要のないところでリスキーなプレイに出たりする。補強するまでもなく、アーセナルは既にそのような選手を何人か抱えている。
ソクラティス: 5
サカが慣れない右WBでプレイするのをサポートする役目を与えられたため、前線へ上がるのは最低限に抑えていた。後半一つ危ない場面があったのを除けば、基本的にはうまく立ち回っていた。
ナイルズ: 3
そもそもこの選手は試合に集中しているのだろうかと思わせる瞬間が何度かあった。エミール・スミス=ロウからの完璧なパスに走りこまなかった場面がその象徴だ。彼の周りの危険のサインやチームメイトのポジショニングを全く見ていないように感じられる。
リエージュは何度かナイルズのミスを見逃してくれたが、マンチェスターシティ相手にプレイするのであれば、そのような余裕はないだろう。
MF ゲンドゥージ: 5
海を渡ったベルギーの地でまで相手ファンをいらだたせるその才覚には感服するしかないが、今日はそれと引き換えに中盤のコントロールを失ってしまった。
ウィロック: 4
荒れたピッチに他の選手たちよりも苦戦しているように見え、パスミスが目立った。そんな中、自陣でゲンドゥージへの横パスという最悪の決断をしてしまい、当然ながらその罰を受けることとなった。
サカ: 8
トップチームでは初めてのウイングバックでの出場となったが、素晴らしいパフォーマンスだった。前半にも惜しいシュートを二本放ち、78分についに素晴らしい形で同点弾を決めた。
スミス=ロウ: 8
彼にとってはケガに悩まされ続けた2019年だったが、あまり見どころの多くない試合だったが、ロウとラカゼットの連携は数少ないポジティブな点だった。
二度彼は素晴らしいボールコントロールを活かしてリエージュ陣を突破することに成功し、得点指定もおかしくなかった。与えられたチャンスはあまり多くなかったが、それはロウのせいではない。
ラカゼット: 5
キャプテンマークを付けて出場し、マルティネッリにレギュラーの座を奪われたことへの反応が期待されたが、がっかりな出来だった。
本来彼は常に動き回り、中盤と前線をつなげるのが持ち味な選手だが、今夜はあまり動きがなく、あまりやる気がないようにすら見えた。得点場面はレアケースだったといってもいい。
ネルソン: 6
批判に値するとは思わないが、ネルソンを見ていると、才能があるのだからもっとできるのでは、と思わずにはいられない。29分に時間をかけすぎシュートをブロックされた場面に象徴されるように、判断に時間がかかりすぎることがあるのは悪い癖だ。
彼が直感的にプレイできている際にはその能力は明らかで、サカとの連携は素晴らしかった。悪いパフォーマンスではなかったが、もっとできるはず、と思わせる試合だった。
交代選手 マルティネッリ: 7
またしても途中出場ながらインパクトを残した。リエージュを悩ませ、サカへの素晴らしいアシストを記録した。彼の好調な一シーズン目はまだまだ続きそうだ。
関連記事(広告含む)
Posted by gern3137
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません