2010年代ベストイレブン結果発表!
おとといから投票をお願いしていた2010年代のベストイレブン決め企画ですが、既に投票数が1100以上になっていますので、そろそろ締め切りとしたいと思います。投票しくてださった皆さんありがとうございました!
では結果発表です!(得票数はこの記事執筆時点でのものなので、若干ずれがある可能性があります。)
FW部門
第1位: ファン・ペルシー 829票
接戦でしたが、2010年代のベストFWにファン投票で輝いたのはロビン・ファン・ペルシー!
マンチェスター・ユナイテッドへ禁断の移籍をしてなおこの人気なので、やはりそれだけほとんど独力でアーセナルを4位圏内に留めた印象が強いということでしょう。魔法の左足の持ち主であり、ヘディングも含め、多彩な形でゴールを決められる選手でした。
個人的には、もしイギリスでこういった企画をしたらファン・ペルシーが上位に来ることは絶対にないと思うので、日英のファンの間での心象の違いは面白いと思いました。
第2位: オーバメヤン 790票
僅差でRVPに及ばなかったものの、堂々の二位は現アーセナルのオーバメヤン。やはりその決定力は他の追随を許さず、というところでしょうか。
ただ、一位が中央が主戦場のファン・ペルシー、しかも4位もジルーということでウイングが1人しか食い込まなかったため、現在のアーセナルと同じようにフォーメーションを組むのであればサイドに回ることになってしまいそうです。
第3位: サンチェス 736票
またしても複雑な経緯でアーセナルを去った選手がランクイン。とはいえ、やはりピーク時の能力を活躍を考えると納得の選出でしょう。
フィジカル、スピード、パス、ドリブル、得点と全てを兼ね備え、一時期のエジルとサンチェスのコンビはヨーロッパ屈指の破壊力でした。
MF部門
第1位: サンティ・カソルラ 957票
MFランキングでトップに立ったのは、我らが小さな魔術師サンティ・カソルラ!中盤は錚々たる顔ぶれがそろっているだけに、彼らを抑えて1位というのはその人気の高さを伺わせます。
まだまだ現役、スペイン代表にも召集されたりと絶好調のサンティですが、再びエミレーツに凱旋、なんてことは起きるでしょうか。ビジャレアルは現在11位ということでヨーロッパリーグは難しいかもしれませんが、フレンドリーでもなんでもいいのでもう一度ロンドンで見てみたいものです。
第2位: メスト・エジル 752票
第二位には安定の人気を誇るエジルがランクイン!得票数的にはサンチェス以上オーバメヤン以下、というのは少し意外ではありますが、やはりそれだけ中盤は熾烈な争いが繰り広げられていたということでしょう。
第3位: アーロン・ラムジー 687票
ロシツキーとの3位争いを制したのはラムジーでした!今でもまだやはりユベントスに行ってしまったのを思い出すと悲しくなってきますね。
結果として、エジル、カソルラ、ラムジー、という『守備?何それおいしいの?』というアーセナルらしい中盤が完成しました。記憶が定かではないですが、この3人なら時期的にもかぶっているし、恐らく一回くらいこの組み合わせで試合に臨んだこともあるのではないか、と感じるのがベンゲル監督の恐ろしいところです。笑
DF部門
第1位: コシェルニー 1055票
全選手中最多得票で他を圧倒したのはコシェルニー!それだけに、やはりクラブの去り方が悔やまれます。とはいえ、現在のアーセナルの迷走具合を見るに、コシェルニーは強硬にでも移籍をして幸せになれたのかもしれません。
DFはあまり有力な候補がいなかったとはいえ、未だに愛されている証拠ですね。全投票者数が1150人くらいなので、今回投票してくださった方のうちコシェルニーは90%以上の人から支持されたということになりますね。
第2位: モンレアル 745票
そして第二位には左サイドバックのモンレアルがランクイン。派手さこそないものの愛される選手でした。カソルラと同じくモンレアルに関しても何らかのお別れの機会を作れるならば作ってほしいです円。
第3位: ベジェリン 689票
個人的にはベジェリンのランクインは少し意外でした。もちろん素晴らしい選手ではありますが、台頭は比較的最近ですし、2010年代という目線で見ると、守備の安定感で勝るサニャに分があるかな、と思っていたのですが、サニャに大差をつけて右サイドバックとしては一位となりました。
恐らく将来への期待も込めての選出なのだと思いますが、そろそろファーストチームの常連に復帰するのも近いでしょうか。
第4位: メルテザッカー 581票
4位に滑り込んだのは現アカデミーマネージャーを務めるメルテザッカー、やはりコシェルニーとのペアは補完性が完璧で、鉄壁を誇りましたからね。
また、FA杯決勝での奇跡的なパフォーマンスもまだ記憶に新しいところです。
GK部門
第1位: レノ: 472票
こちらもぎりぎりまでレノとチェフで1票を争う戦いを繰り広げていたのですが、最終的にはレノが40票程度差をつけ、正GKの座を勝ち取りました!
正直なところ、まだアーセナル歴もそこまで長くはないですし、そこまで圧倒的というほどの活躍を見せているわけではありませんが、やはりチェフ、オスピナ、シュチェスニーと他のライバルも誰もそこまで圧倒的な守護神がこの2010年代には表れなかったことの裏返しといった感じでしょうか。
ここまでレノは素晴らしい活躍を見せていますので、逆に2020年代はアーセナルのGKと言えばレノ!と言えるようなプレイを継続してほしいものです。(見捨てて移籍しないでください)
まとめ
フォーメーション図に起こすとこのような感じとなります。実際の試合を考えるとバランス的にはラムジーのところをコクランにした方がよさそうな気はしますが、それでも非常に強そうです。
コシェルニーとメルテザッカーが止めたボールをモンレアル・カソルラで後ろから運び、エジルに渡す、そして降りてきたRVPや左のサンチェスと連携しつつ相手を崩し、中のスペースにオーバメヤンとラムジーが走りこむ、そして右のスペースをベジェリンが駆け上がる、とすさまじい迫力の攻撃が出来そうですね。
ちなみに次点の選手で組むとこんな感じになります。そういえば、今更気づいたのですが、アルシャビンやポドルスキをすっかり忘れていたので、もしかするとイウォビより上位に彼らのどちらか、特にアルシャビンはランクインしていた可能性が大いにありますね、すみません。
変な言い方ですが、こちらの方がアーセナルらしいというか、上の中盤と前線はあまりに豪華すぎるので、こちらの方がいかにも怪我人をやりくりしながら4位を争っていそう、という2010年代のベンゲル監督のチームらしいような気がします笑
あくまで想像ですが、ホールディングとヴェルマーレンの相性はそこまで悪くなさそうですし、守備的にはこちらの方が安定しそうなので、意外と良い勝負ができるかもしれません。
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