アーセナル 夏の移籍の噂 第4弾
さて、移籍市場も残り1か月ということで流石にエンジンがかかってきてくれないとマズい、というかむしろエンジンがかかってきてくれと祈るような気持ちでニュースを眺める方もいるかと思いますが、最近のアーセナルの移籍市場での動きに関するアップデートです!
ウィリアム・サリバ: 27M£
ここに来て大きな動きがあったのが、かねてから報じられていたサンテティエンヌのCBサリバです。メディアによっては27M£でのアーセナル移籍が成立した、と報じているところもありますし、安心と信頼のオーンスティン氏も『成立直前』と報じていますので、ほぼ確定的となったとみていいのではないでしょうか。
事前の噂通り、やはり一年はローンでサンテティエンヌに残す形となるものの、そのせいもあってか移籍金は分割払いとなっており、この夏アーセナルが支払うのは少額で済むようです。
とはいえ、すぐにチームに合流できない18歳のCBに27M£というのは尋常ではない額であることは間違いないので、否が応でも期待は高まります。金欠のアーセナルがそこまで自信をもって大枚をはたくということは、余程の選手だとみているのでしょう。
キーラン・ティアニー: 20-25M£
Embed from Getty Imagesずっと噂になっているティアニーですが、アーセナルは未だに交渉中のようです。セルティックが要求しているのは20M+ボーナスなど込みで最大25Mという額のようで、アーセナルとしては21,22くらいに抑えたいと考えているようですね。
噂ではナポリも交渉に乗り出しているものの、ティアニーも移籍したくてしたくてたまらない、といううわけではないもののそれなりに乗り気で、あとはアーセナルさえセルティックの要求額を支払う決断をすれば成立、という状況なのだそうです。
だとするともうあと数M£の話であれば出してしまえばいいのに、と思ってしまうのがファン心理というものですが、より安価に獲得できそうなACミランのリカルド・ロドリゲスにも興味を持っていると報じられています。
ただ、個人的には、ティアニーへの興味はずいぶん昔から報じられていますし、どちらかと言えばこれはセルティック側への揺さぶりで、もし受け入れてくれないなら別にティアニー以外の選手を獲得するからいいんだぞ?みたいな意味合いなのではないかと睨んでいます。ただ、もう一年キープしたところでティアニーの市場価値が下がったりはしないでしょうから、特にセルティックとしてもこの夏安売りする理由はないので結局アーセナルがおれるかどうか次第となってくるのではないでしょうか。
マルコム: 35M£?
Embed from Getty Imagesザハはやはり高額すぎるのか話が進んでいる様子は全くありませんが、ここに来て急浮上したのがバルセロナのマルコムです。ボルドー時代にもアーセナルからの興味が報じられていたのを覚えている方も多いかと思います。
流石にボルドーからバルサは落差が大きすぎたのか、出場機会もあまり得られず、ぱっとしない成績でした。とはいえ、まだ22歳ですし、将来性は十分、今年の不調で市場価値を落としているのであれば獲得の大チャンスともいえます。
左利きの右ウイングということでベジェリンのオーバーラップを活かすことを考えると中に入って言って仕事が出来そうな右サイドの選手というのはぴったりに思えます。
ただ、バルセロナとしてもやはりそこまで安く売るつもりはないようで、ボルドーに払った40M€の満額回収を狙っているようです。既にエヴァートンがオファーを出していると報じられていますが、どうなるでしょうか。
マリオ・レミナ: 15M£?
Embed from Getty Imagesこちらも何の前触れもなく突如として現れた名前ですが、複数のメディア/ジャーナリストが報じていますので、何らかの根拠のある話なのだろうと思います。
ロリアンのユース出身で、そこからマルセイユにわたりユベントスでも活躍、鳴り物入りでサウサンプトンに引き抜かれたものの、まあ悪くはないが、シーズン半分ほど出場する程度にとどまり、そこまでパッとせず、といった感じでしょうか。
タイプとしては、そこまで突出している何かがあるわけでもないが、攻撃も守備もそつなくこなす万能型MFといったところでしょうか、こんなことを言っては失礼かもしれませんが、良くも悪くもリーグ中堅チームにいそうな感じの選手、という気がします笑
ただ、その分お値段15M程度と比較的安価ですし、まだ25歳ということでそれなりに若いので、ラムジーの後釜は100歩譲ってウィロックやロウ、もしかしたらイウォビで埋めるつもりだとしても、トレイラを欠いた際に中盤の守備が大いに不安なアーセナルとしてはなかなか良い獲得となるかもしれません。
売却は・・・?
オスピナの売却が決まったほかは全く話が出ていません。ムスタフィ、エジル、ムヒタリアン、エルネニー、コラシナツなどなどフロントが売却を検討しているとされる選手は多くいますが、買い手が見つからないのかもしれません。
恐らく昨季とあまり変わらない陣容のまま今季も臨むのではないかと思われます。ただ、エンケティア、ネルソン、スミス=ロウ、ウィロックらのトップチーム昇格が発表されましたので、その分フレッシュな顔ぶれは増えるでしょうか。とはいえ、まだシーズン開幕まで時間はありますので、トップチーム昇格を果たしたといっても今後レンタルに出される可能性は十分ありますが。
ディスカッション
コメント一覧
CBのサリバは先行投資で、もう一人即戦力を補強すると思います。
左サイドバックはリカルド・ロドリゲス推しです。ティアニーに25Mつぎ込むぐらいなら、テオを獲得してリカルド・ロドリゲスを売却したいミランのほうがいい取引ができると思います。
マウコムはレンタル以外ではナシですね。その額をつぎ込むなら、ツィエクを獲得したほうがいいです。
レミナも同じくナシです。エルネニー残留のほうがまだいいという選択肢ですね。エンクンクがライプツィヒに加入するかと思いきや、アーセナルのオファーを待っているという眉唾な話が出ていますが、エンクンクのほうが戦術に多様性をもたらせる存在だと思います。
個人的な感想でした。
流石に誰か獲得して欲しいですよね!一応枚数的には足りていると言えば足りていますが・・・
なるほどなるほど、アーセナルの上層部はどう考えているんでしょうねえ!