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この記事は、昨日の前編の続きとなっています

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パレス戦ではジャカの一件の衝撃が大きすぎて、そちらにもっていかれた感はありましたが、ホームの試合にもかかわらず、メスト・エジルがまたしてもベンチ外となっていました。

誰に非があるのか、などといった話以前に、最初にエメリとエジルの確執の話が報じられたのはもう一年以上前ですから、未だにこの問題が解決されておらず、チーム最高給を得ているスター選手が干され続けるというのはクラブの金銭面、イメージ面にとって非常にマイナスなことはまちがいありません。

今回はエジル、エメリ、アーセナルフロント3者の立場を整理しつつ、この件に関して考察してみたいと思います。

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チームの不調と相まって、選手個々のパフォーマンスについて語ることにどれだけの意味があるのか、という感じになりつつあるので、今回はたまには趣向を変えて、振り返りという形で気になるポイントをピックアップして書いてみました!

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もしよければ前編中編も併せてお読みください

方向性が見えない

ファンがエメリ監督の手腕に不安を覚える理由として、アーセナルをエメリ監督がどういうチームにしたいのかが見えてこないことも挙げられます。

例えば、仮にうまくいっていなかったとしても、アーセナルが何に挑戦しており、何に失敗しているのかが明確であれば、いずれ時間が経てばと思うことも出来ますが、現状アーセナルにはそれすら見えないように思えます。

もちろん、エメリ監督自身が一つの確固とした哲学を持ち、それに従ってチームを作る、というタイプの監督ではなく、自身が『カメレオンのような』チーム作りをしたいと語っている通り、柔軟にいろいろな戦術を使いこなすスタイルであることは考慮すべきです。

自分のやりたいサッカーだけをして勝利を収める、というのは今の時代余程の金銭力と選手のクオリティで殴れるチームでなければ無理でしょう。

ですが、一つの基本とする戦術、というのが見当たらないこと自体は特に問題ではないとしても、ではアーセナルが昨年の始めと比較して、柔軟にいろいろな戦術を使いこなして異なるスタイルの相手に対処できるチームになってきているのか、と言われると、結果が示している通り、そうでもありません。

昨季の前半はラムジーをトップ下に起用してボールを追いかけまわす役割に起用したりと前からの積極的なプレスを一瞬重視するのかと思わましたが、結局それを長期間にわたって拘る様子はなかったですし、後ろからのパス繋ぎに関しても同じことが言えるでしょう。

コミュニケーションに関する不安

また、この問題に一役買っているかもしれない、と思えるのがコミュニケーション力に関する問題です。もともと英語がそこまで堪能ではなく、言語面での不安を抱えているのは事実ですが、ただ、スペイン方面でもエメリ監督が質問にあまりダイレクトに答えないことは揶揄されたりもしていたようで、自身の考えていることをシンプルに伝えられない傾向があるのは英語力のみの問題ともいえないようです。

もしかすると、エメリ監督なりの方針や信念があるのかもしれませんが、それをうまく言語化して伝えられないため、ファンとしては余計に不安に思ってしまうのかもしれません。ただ、サカは主にユングベリに話を聞いている、や選手たちも監督の指示がよくわかっていないなどといった報道も出ており、もしも、ファンペルシーが指摘した通り、選手相手にも明快さを欠いているのであれば、これは大きな問題です。

とはいえ、普通に考えるとトップクラスの監督としては選手に自身の考えを明確に伝える能力というのは必要最低限の要件のような気がするので、エメリがそれを備えていないと仮定するのは妙のような気もしますが。

そして、これに付随して、言っていることとやっていることが異なることがしばしばある、というのも不可解な点の一つです。就任会見では何度も私のチームにはProtagonist(主人公、主導権を握る存在)であってほしい、プレスを基軸に据える、などと言っていたもののどちらかというとエメリのチーム作りはその真逆のような気がしますし、直近の競争力や攻撃的だ、などといった発言に関しても首をかしげてしまうことが多いように感じます。

監督交代のジレンマ: 至上命題のCL出場権獲得

ここまでエメリ監督に関してネガティブに感じられる点を書き連ねてきましたが、ではこれをもってエメリ監督を解任すべきだ、という結論に達するのかどうか、というのはまた非常に難しい問いです。

まず第一に当然ながら、代役の問題があります。今手が空いていて、実績のある監督というとアッレグリあたりが居ますが、プレミアリーグは未経験ですし、当然ながら監督を交代してすぐに結果を残せる保証は全くありません。

また、アルテタ、ユングベリといった人選も話題にはなりますが、ほとんど監督経験のない候補者であればそれはなおさらです。

そして、ペペの獲得を始めとして、ベンゲル監督時代終盤から一貫して、アーセナルは比較的短期的な将来を見据えた舵取りが目立ちます。長期的な投資も怠っているわけではありませんが、とりあえずCL出場権を取り戻してから資金を稼ぎ、より将来を見据えたチーム作りを、といった意図が見えるように感じます。

オーバメヤンの獲得辺りから始まり、財政的に少しずつ無理を重ねていますので、今季はまあ最悪新監督の準備期間にあててもいいか、とあきらめる、というわけにはいかないわけです。

となると、アーセナルは今季トップ4入りあるいはEL優勝の可能性を最大限高める努力をしつつ監督人事を考えなければならない、ということになるので、CL出場権獲得の可能性がそれなりにあるにもかかわらず、監督を解任してゼロからのスタート、というわけにもいかないでしょう。

ただ、正直なところ、ここまでのアーセナルを見る限り、4位はともかくとして、プレミアリーグ優勝争いやCLでの上位進出にエメリ監督のチームが絡めそうか、と言われるとうーん、、、となってしまうので、どうせエメリ監督にCL出場権獲得してもらってその後誰か他の監督にバトンタッチ、という流れになるのであれば、それならもう今季からその新監督候補にチーム作りをしてもらおう、という意見にも一理なくはないように感じます。

そもそもアッレグリのような高名な監督がアーセナルに来たがるかどうかもわからないですし、逆に若手の有望監督は藁にも縋るような状況でではなく、しっかりと活躍できる土壌を整えてから招聘したいところですし、難しいところですね。

とりあえず、ファンとしては目の前のアーセナルのチームを応援するくらいしか出来ることはありませんが、どんな形にせよ、クラブとしてのアーセナルがポジティブな方向に進んでいってくれるよう願いたいものです。

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この記事は前編の続きとなっています。今日は逆にエメリ監督のネガティブな点です、えらく長くなってしまったので3部構成になりました!明日まだ続きます笑

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基本的には原則としてあまりネガティブな感情を煽るような記事は書かないように、というのは心がけているつもりなんですが、まあそろそろこういう時期に来たのかな、と思ったので、今回はエメリ監督に関してポジティブな点、ネガティブな点両方を評価しつつ、どれくらい時間を与えるべきなのかを考察していきたいと思います。

まずは監督交代に伴ってアーセナルにもたらされたポジティブな点からいきます!

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ハイプレスをかけないならエジルを出してくれ・・・

ハイライトはなし、口数少なめにてお届けします。

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AMPを切り忘れていたせいで、携帯でアクセスするとうまく投票画面が表示されず、という残念なミスをしてしまったせいで、投票に参加できた方が大分少なくなってしまったんですが、めげずに先日の記事の結果を見ていきたいと思います!

まあそれでも400票くらいは投票があったので、ツイッターのpoll昨日での経験から行くと、大体最初の1割の結果が最終結果とほとんど同じくらいになることが多いので、余程接戦でない限りは大筋の結果には影響を与えないと思います!投票できなかった方はすみません!

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先日僕自身の予想は記事にしましたが、今回は皆さんはどう思っているのか、ということでアンケート企画です!まず数日後にアンケート結果をまとめて、そして今季終了後に答え合わせをしましょう!

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三度の飯より有望な若手が好きなアーセナルファンの皆さんのために、今回はまだトップチームではほとんど爪痕を残せていないもののユースで活躍中で近々ブレイクの兆しがあるアカデミー在籍中の選手紹介です!

フォラリン・バロガン

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年齢: 18
国籍: イングランド/アメリカ/ナイジェリア

アーセナル・コラム的に今季最も注目しているユース選手で、本格派のストライカーです。エンケティアがトップチーム入りしたのを受けて昇格という形で、本格的にU-23で試合に出場し始めたのは今季からです。

にも関わらず、すぐさま大爆発、今季ここまでU-23で6試合で6ゴール4アシストと出色の数字を残しています。サイドでプレイすることもあるにもかかわらず、79分当たり1得点を挙げている計算になります。

アメリカ生まれイギリス育ちの選手ということでアンダー世代ではイングランドとアメリカ両方の代表に呼ばれています。また、家系の関係で、ナイジェリア代表の資格もあるそうで、今頃各国の代表で争奪戦が始まっているかもしれません。

本人自身がオーバメヤンをお手本にしている、と語っている通り、裏への走り込みを得意としているストライカーのようですが、ボールタッチ集などを見る限り、ボールタッチも繊細で、ドリブル突破からのゴールなども多く決めているようです。

既にカラバオ杯のノッティンガムフォレスト戦ではベンチ入りもしていましたし、ファーストチームデビューも遠くないでしょう。

ロビー・バートン

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年齢: 19
国籍: ウェールズ

バロガンと同じく今季U-23で印象的な活躍をしているのがロビー・バートンです。プレシーズンではファーストチームに帯同しており、ロマンを感じさせるプレイを覚えている方もいるのではないでしょうか。

プレシーズンでの会見では、エメリ監督はバートンのことを知らなかったがフレディ・ユングベリが良い選手だと推薦してくれた、と語っていましたのでユングベリ一押しの選手ということなのでしょう。

アカデミーではより前のポジションでプレイすることもあるようですが、監督はボランチでプレイ出来ると語っていましたので、将来的には3列目が本職であると見ているのかもしれません。

ミドルシュートも打てる高いキック精度を誇る本格派プレイメイカーといった印象で、今季6試合で2ゴールと点も決めているので、ラムジーと同郷のウェールズ出身ということで、同じ世に得点力のあるMFに成長してくれるでしょうか。既にウェールズ代表のキャンプに呼ばれて練習に帯同したりもしています。

タイリース・ジョン=ジュールズ

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(中がよさそうなバロガン(前)とジュールズ(後ろ)

年齢: 18
国籍: イングランド

バロガンと同じく18歳ですが、U-23チームの円ケティアの後継という意味ではバロガンより先にスタメンを勝ち取っており、同じように活躍を見せています。

バロガンがオーバメヤンを彷彿とさせる得点マシンだとすれば、こちらはどちらかと言えばラカゼットのような感じでしょうか。ここまで3ゴール2アシストとバランスの取れた活躍を残しており、ポストプレイや後ろに下がってのチャンスメイクもこなす万能型です。

お手本としている選手はアンリ、と答えているところからもそれが伺えます。

特に目立つ特徴としては、両足でゴールを決められることで、逆足でのゴールを全く苦にしないのは大きな強みです。バロガンとも共存可能で、U-23ではツートップで出場したりもしています。

エンケティア、マルティネッリらも含め、アーセナルの若手第3ストライカー争いは非常に熾烈なものになりそうですね。

ゼック・メドリー

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年齢: 19
国籍: イングランド

アーセナルのユースに限らずどこでもいえることかもしれませんが、基本的に若い年代では攻撃的な選手が目立ちがちで、有望な若手DFというのはなかなかいないものですが、そんな中唯一の期待株と言えるのがこのゼック・メドリーです。

左サイドバックでもプレイできるようですが、なんといっても195cmの巨漢なので、やはりこの体躯を活かしたCBとして大成してほしいところ。左利きのCBというのは今の時代になかなか希少価値が高いのでその点でも期待です。

あくまで噂ですが、アーセナルがビエリクの放出を決断した背景には、メドリーに期待しており、マヴロパノスとサリバも含めて若手CBが多すぎるとメドリーの昇格の障害になってしまうから、という話もありました。

既にU-23での試合出場も積み重ねてきており、ファーストチームで練習したりもしていますし、今季の飛躍が期待されます。