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アーセナルがCBのオプションとしてダビド・ルイスを獲得すると予想できた人は誰もいなかっただろう。 今回の状況は、彼が2016年にチェルシーに戻った時と非常によく似ている。チェルシーはついにクリバリを獲得できず、移籍市場が残り48時間となったところでルイスがスタンフォードブリッジに帰還したのだ。

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ニコラ・ペペの獲得がついに公式発表された。この喜びは言葉で言い表すのが難しい。このような獲得が実現すると誰が想像しただろうか。彼は個人的にもファーストチョイスのウイングだったが、予算的にも、またアーセナルの最近の市場での動きを考えればこのよう選手を獲得するのは不可能に思えた。

だが、晴天の霹靂のようにアーセナルは野心と迅速な行動を見せ、この移籍をまとめ、サッカー界に衝撃が走った。

ペペは世界で最もオールラウンドなウインガーの一人で、彼こそがアーセナルの前線のジグソーパズルのピースだ。彼はエメリの思い描くチームを現実にするだろう。ニコラ・ペペがアーセナルにもたらすものを見ていこう。

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いつもお世話になっているTim Stillman氏のコラムで、毎年注目選手を紹介するものがあるのですが、今年はそのユース卒選手バージョンがありましたので紹介します!

ジョー・ウィロック

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若手選手がファーストチームで台頭するためにはタイミングが重要だ。ウィロックにとっては、ラムジーの退団は格好の好機だと言える。序列で彼よりも上に居たラムジーがチームを去っただけではなく、アーセナルがラムジーをフリーで失ったことで、アーセナルは彼の代役に大金を費やすことが出来ないはずだ。

そこまで派手さはなかったが、17/18シーズンのヨーロッパリーグで彼は安定して活躍した。攻撃力にも磨きがかかり、U-23の試合でも定期的に得点とアシストを重ねるようになった。これはFA杯のブラックプール戦でも発揮されていた。

特に、狭いエリアでのタッチの正確さは向上し、さらにフィジカル面でも安心してみていられるようになった。彼は比較的低い位置でプレイ出来る攻撃的なMFで、アーセナルがラムジーの代役としてまさに必要とする選手だ。セバージョスをアーセナルは獲得したものの、特に、昨年のようにエジルがアウェイで欠場するようであれば、十分に出場機会はあるだろう。

ウィロックはファーストチームに欠けているクオリティを備えており、これこそがユースチームがトップチームで活躍するのに最も重要な点だ。

シーズン序盤はヨーロッパリーグのグループステージが主戦場となりが、個人的には彼はプレミアリーグでプレイ出来るだけの能力を備えていると思う。この1,2年で決定力にも磨きがかかっているし、これは若手のMFとしては比較的レアだ。アーセナルにはより多くの中盤から走り込み、得点を決められる選手が必要だ。

リース・ネルソン

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得点源という意味では、ネルソンにも同じように期待できる。エメリのチームにはサイドからのゴールが欠けており、ネルソンはペナルティボックス内でより多くのものをもたらしてくれるだろう。

ムヒタリアンとイウォビはボールを前に運べるウイングで、ペナルティエリアまでボールを運ぶことに長けているが、最後の場面で敵DFと勝負するのはそこまで得意ではない。確かにペペは加入したが、それでもネルソンの前には長い列が出来ているとは言えない。

デニス・スアレスの獲得はアーセナルに既にいるタイプの選手という点で非常に奇妙だった。一方で、ネルソンのような選手こそまさにアーセナルが必要としているたいぷなのだ。

現状アーセナルではボックス内で仕事が出来るのはラカゼットとオーバメヤンだけで、さらに言えば、ラカゼットでさえもどちらかと言えば独力ではなくチームメイトと連携するのを好む選手だ。ネルソンは逆サイドで攻撃が展開されている際に自分のサイドのバックポスト付近でボールを待ち受けることを好むが、これも今のアーセナルではあまり見られない。

今年のアーセナルでサイドでプレイできる選手はペペ、ムヒタリアン、イウォビだけで、ウィロックと同じようにカップ戦からのスタートとなるかもしれないが、彼にも十分チャンスはあるだろう。

ネルソンはまだ粗削りのダイヤモンドで、判断力に少し難があるが 、チャンスさえ与えられれば、ネルソンはイウォビやムヒタリアンにプレッシャーをかけることが出来るに違いない。

エンケティア

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層の薄さがネルソンとウィロックにとって有利に働きそうな一方で、エンケティアは昨年非常に奇妙なシーズンを送った。ウェルベックの怪我さえなければ確実にレンタル移籍していただろうが、エメリはエンケティアを保険として手元に留める決断をした(もちろんそれは理解できることだが)。だが、ラカゼットとオーバメヤンはシーズン通して健康そのもので、エンケティアが必要とされる場面は全く訪れなかった。

恐らく、彼の自信は少し揺らいでいたことだろう。アーセナルが点を欲しているときにベンチから投入されることすらほとんどなく、エメリがオプションとしてというよりは、単なる緊急時のためにエンケティアをキープしていたことは明らかだった。

彼にその数少ない機会が与えられた際には良い印象を残そうと必死になりすぎるあまり空回りしている感があった。

FA杯のブラックプール戦では素晴らしいゴールを挙げたが、他にも多くのチャンスを逃した。この時彼は、トップレベルで必要な決定力を備えているとは言いづらい状況に陥っていた。

確かにまだ彼のシュート技術は完ぺきとは言えず、ペペがストライカーとしてもプレイできるのであれば、エンケティアをレンタルに出すことも考慮してもいいかもしれない。そして、第4ストライカーにはジョン=ジュールズを起用するのだ。恐らくエンケティアは定期的にプレイする機会が必要だ。

エンケティアがラカゼットとオーバメヤンを抑えてポジションを獲得できる可能性があるとは考えづらいが、冬まではヨーロッパリーグとカップ戦で彼を試し、その後レンタルが必要かどうか考えるというのが最良の案かもしれない。もちろん、それまでにケガなどでファーストチームの状況が変わっている可能性もある。

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サッカークラブと言うのは、人が思う以上に選手獲得を繰り返している。例えば、2016/17シーズンからの3年だけでアーセナルは17人の選手を獲得している。

そしてこの期間中に、アーセナルはクラブの移籍金記録を三度更新した。ラカゼットがエジルの記録を更新し、オーバメヤンがラカゼットの記録を更新した。確かに二人とも素晴らしい選手だが、先日ついに公式発表されたペペの獲得は、それ以上のインパクトがあった。

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昨季プレミアリーグで、13チームがアーセナルより多いドリブル企図数を記録した。そして、シュート数では10チームがアーセナルを上回っていた。これは、2018年にアーセナルがサンチェスを失った影響というのもあるだろう。彼はシュートを多く打ち、ドリブル突破を積極的に仕掛ける選手だった。

この2,3年でアーセナルはチームのドリブラーを少しずつ放出していった。カソルラ、ロシツキー、チェンバレン、ウィルシャーといった選手もチームを去った。 ウォルコットはドリブラーとは言えなかったが、相手守備陣にカオスをもたらす能力は備えていた。

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昨夏、アーセナルの選手獲得の方針の中心はある程度経験豊富な選手だった。昨シーズンにCL出場権を取り戻すつもりだったからだ。だが、そこから12か月経ち、膨れ上がる給与と限りある予算の中で、その方針は見直されたようだ。

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ダニ・セバージョスのレンタルでのレアルマドリードからのアーセナル加入がついに発表された。ベルナベウではあまり出場機会が得られなかったが、彼は、エメリのチームに新たな一面を加えるエキサイティングなタレントだ。

先日のユーロU-21でも、彼はその能力を余すことなく披露していた。長距離からのシュート、素晴らしいアシスト、きらりと輝く足技を見せ、中盤をコントロールしていた。彼はスペインのキャプテンを務めてトロフィーへと導き、これは、彼の獲得レースを巻き起こすこととなった。

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移籍市場の閉幕まで残り数週間となり、アーセナルが残った時間でよい取引をまとめるようファンは願っていることだろう。

アーセナルは過去には素晴らしい選手を何人も獲得してきたクラブであることは間違いなく、今回の記事ではプレミアリーグが始まって以降のアーセナルの獲得をランキング形式で見ていこう。このリストにサンチェスやコロ・トゥーレ、ファン・ペルシーといった選手たちが含まれないことが、アーセナルがいかにタレントに恵まれてきたかということを物語っている。

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リストというのは素晴らしい。やるべきことがどれだけあるのかを紙に書けば課題は明確になるし、リストを書き終わるころには、、、実際にそれを実行に移すための時間が無くなっていたりする!

アーセナルの夏休みの宿題はバクーでの試合の時と比べて増えたというわけではないが、コシェルニーのおかげでより複雑になった。以下が私が思う、アーセナルがこの夏の残りに行わなければいけないことだ。

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(この記事は、昨日の前編の続きとなっています。)

イウォビは、プレミアリーグのトップクラスのウイングが皆備えているような、サイドからファーコーナーにボールをたたき込むようなシュートモーションを持ち合わせていない。そして、そもそも彼はカットインしてシュートを打とうという意識がほとんどない。

ウイングの選手というのは基本的に、縦への走り込みか、中に入って自身でシュートを打つ必要があるが、イウォビはそのどちらも行わない。イウォビはどちらかというと、攻撃のもっと手前の段階をスムーズにすることで輝く選手なのだ。

その最たる例が、彼のボールの受ける能力の高さだろう。彼はハーフターンでボールを受け、プレッシャーから逃れることに非常に長けている。そして、これはあーせあんるの中盤に欠けている能力でもある。イウォビがファーストチームに駆け上がった2016年にはミケル・アルテタが同じことに気づいていたようだ。

『U-21でアレックスとプレイしたが、彼が中盤でもプレイできることには驚いたよ。FWは普通MFに必要とされるような360度の視野を持っていないものだけれど、アレックスは試合を読むのがとてもうまい。ポジショニングの理解力も良いし、プレイする時の体の使い方も良い。』

イウォビは自分の体上手く使い、ポストプレイを上手く行うことが出来る。彼は正しい角度でボールを受け、その後素早くそのボールを放つコツのようなものを知っているのだ。このような能力は、サポーターにはあまり理解されないが、監督からは高い評価を受けることが多い。

エメリ体制では、この能力はハーフスペースでボールを受け、オーバーラップするサイドバックを活用するために用いられた。確かに、同じように中盤でもこの能力を活かしてイウォビは活躍できるかもしれない。

とはいえ、彼は調子の波が激しいことが多く、どのポジションでも結局一貫しては活躍できない、という結果になってしまう可能性も大いにあるが。

アーセナルはネルソンがレンタルから復帰し、まだ活躍を期待するには少し早いとはいえマルティネッリも獲得したにもかかわらず、夏の移籍市場でのウイングの獲得を目指している。もしこれに成功すれば、サイドの数は足りるし、アーセナルの予算を考えると、イウォビの中盤へのコンバートは試す価値があるかもしれない。

イウォビの将来はCMFにこそあり、これがガナーズを次のレベルに引き上げるだろう、などというつもりはないが、そもそもアーセナルは今そのような劇的な改革を期待できないレベルにあるということを理解する必要がある。

アーセナルはスーパーな選手を買うことは出来ないし、したがって既存の選手の配置を変え、より良いバランスを見つけ出すことは、チーム強化の有効策の一つだ。そういった意味では、プレシーズン中にエメリが色々と試す機会を奪うという点で、イウォビが国際試合で合流できないのは残念だ。

イウォビのアシストとゴール数はプレミアリーグトップ6のウイングとして満足のいくものではなく、多くのアーセナルファンがイウォビにフラストレーションをためるのは理解できる。だが、彼の能力が正当な評価を受けていないことが多いのも事実だ。

マイケル・コックスが指摘したように、イウォビは自身のプレイスタイルが定義しづらく、かつアーセナルファンにとって親しみのあるどんな選手とも似ていないおかげで損をしている。まさに、『イウォビはどちらかというとスペシャリストなのだが、まだ名前がない役割をこなすスペシャリストなのだ。』というわけだ。

イウォビのCMF起用は上手くいくかもしれないし、うまくいかないかもしれない。だが、正直なところ既にアーセナルは『可能性があるならなんでもやってみよう』という時期に来ているように思える。

(Source:
https://arseblog.com/2019/07/charging-through-the-midfield/ )