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『カメレオンでさえも、ベースとなる色はあるし、エメリもアーセナルにやってきた当初は何かアイディアがあったはずだ。だが、シーズンが進むにつれてそれは失われてしまった。もしエメリが今後もアーセナルで挑戦を続けたいと願うのであれば、19/20シーズンの出来るだけ早いうちにアーセナルのスタイルを定義しなくてはならない。』

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平凡なボーンマス戦での1-0でのアーセナルの勝利を受けて、ファンの間では内容vs結果という論争が盛り上がっている。

単純に言うと、アーセナルは今季ほとんど良い内容での試合を見せていない。彼らはいつもバラバラに見えるが、それなのになぜかプレミアリーグで3位に居り、またカップ戦ではBチームと言ってもいい選手たちが素晴らしいパフォーマンスを見せている。

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アーセナルは有望な若手を手元に留めようと全力を尽くしている。ウィロックは新契約を結んだばかりだし、ゲンドゥージの契約延長にも動き出しているようだ。次はブカヨ・サカの番だろう。 この18歳の新星は、嵐のようにスタメンに台頭すると、ずっと前からそこにいたかのようなプレイを見せている。

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この記事は、昨日の前編の続きとなっています!

パスとボール保持時のプレイ

パスに関して言えば、ペペは逆サイド版のアレクシス・サンチェスといったところだ。これはアーセナルファンにとって良いニュースなのか悪いニュースなのかはサンチェスのプレーメイクの評価次第で意見の分かれるところだ。

敵陣深くやペナルティエリア近くでボールを保持した際には、ペペは常に中央へのスルーパスか、ファーサイドへのクロスを狙っている。

このようなタイプのパスに左サイドの選手が走りこむことでリール時代のアシストの多くは記録された。もしオーバメヤンが又左サイドでプレイすることになれば、このような形からの得点はまた増えるかもしれない。

また、右サイドでペペは下がってボールを受けることもある。昨季のアーセナルのビルドアップの多くは左サイドからが多かった。

これは、イウォビがいる際には機能したが、オーバメヤンが左にいる際には難しかった。ペペはオーバメヤンよりも遥かにビルドアップへの貢献が見込める選手であり、今季はオーバメヤンが定期的に左サイドにいるのであれば、ボール前進を右サイドで進めることの恩恵を受けることが出来るかもしれない。

また、これによりオーバメヤンを高い位置に留めることが出来、右サイドから供給されてくるボールに走りこむことに集中させることが出来るだろう。

恐らく、ペペのビルドアップとチャンス創出力の最も大きな弱点は、彼が逆足を苦手にしているように見える点だろう。アストン・ヴィラ戦では何度か外側から相手の左サイドバックを抜いたシーンが何度かあったが、右足であまり良いクロスを上げることが出来なかった。

もちろん、これはサイドの選手としては致命的な弱点からは程遠いが、これにより、彼がオーバメヤンとラカゼットに供給できるボールはある程度限られることになる。

オフザボールのプレイと守備

オーバメヤンにも迫らんとするほどのスピードを持ち、かつオールラウンドな能力に恵まれているペペはカウンターで大きな脅威となる。

既に述べたようなシュート、アシストの不安定さが今季ずっと続くような事態にならない限り(個人的には長くは続かないと思っているが)、ペペは今季カウンターから多くのゴールを決めることだろう。

これは、引いて守る時間が多かったリバプール戦で最も顕著に表れていた。ペペはアーセナルの選手たちの中では断トツで脅威となっており、ボックスからボックスへ走り続け、ヘンダーソンからボールを奪ってドリブルでロバートソンをかわし、残念なシュートを見せる、といったプレイを見せていた。

彼がアーセナルの主要な攻撃の武器であり、同時にプレッシャーを回避するうえで役立つ良いポストプレイも見せていた。

逆に、未だに見られていないのが、ペペのオフザボールでの知的な走り込みだ。これは必ずしもペペにはこれが出来ないということを意味しないが、アーセナルの最初の数試合ではほとんど見られていない。

また、ペペの守備力を測るのは非常に難しい。何故なら、エメリはタフな対戦相手の試合で彼にあまり守備の義務を与えないからだ。アウェイでのリバプールとワトフォード戦では彼はツートップの一角だったし、トッテナム戦では4-3-3だったが、ラカゼットが戻って守備をすることが多く、オーバメヤンとペペは上がって残っていることが多かった。

だが、これによりアーセナルの守備力が犠牲になったのは言うまでもないだろう。これが意味していることは、エメリがペペの守備への貢献を信頼していないか、あるいは、ペペのカウンターでの貢献が大きすぎ、守備に使うよりも前に残しておく方が良いと考えているかのどちらかだ。

結論

イウォビとムヒタリアンが去った今、アーセナルの左サイドはサイドのストライカーとして機能するオーバメヤン、あるいはネルソンやサカといった若手が務めるだろう。

エジルがチームを外れることが多くなりそうなこともあわせて考えると、ボールを運ぶ主要なアタッカーは今後もペペがつとめ続けることが予想される。ペペは既にそのドリブル力、創造力そして攻撃陣を率いるのに必要なメンタリティを備えていると示している。

彼が72Mという値札を正当化できるかどうか、また、エメリが彼の才能を引き出すのに最適な監督なのかはまだわからない。だが、ペペが今季のアーセナル、そしてアーセナルの将来にとって非常に有用な選手であることに疑いの余地はない。遅かれ早かれ、アーセナルファンがそのことを痛感する日が来るだろう。

(Source:
https://www.arsenalvisionpodcast.com/the-library/2019/9/30/nicolas-pp-early-review )

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アーセナルファンはペペのことを新加入選手としては異例なほど冷静な態度で受け入れている。ここまでのところ、彼を過大評価してポテンシャルを大声で称える声は聞こえないし、かといって、辛辣な批判もほとんどない。

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ソクラティスが今季良いスタートを切っているとはお世辞にも言えない。ワトフォード戦でのミスでアーセナルは勝ち点2を失ったし、ボーンマス戦では苦戦し、ユナイテッド戦でもマクトミネイのシュートを止められなかった。

だが、それにしてもソクラティスに不満の声がファンから聞こえるのは少し不思議だ。ソクラティスの良いパフォーマンスというのはすぐに忘れられてしまうものらしい。

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現代フットボールにおけるサイドバックの重要性は既によく知られている。エメリのチームは今季流れるようなサッカーを展開できているとは言い難く、守備面でも被シュート数は酷いもので、今季のアーセナルの試合は混沌としているかあるいは混乱しているかのどちらかだ。

ルイス、ソクラティス、ジャカの三人が時にだらしなくすら見えるチームの中心で汚名をかぶっており、アーセナルファンはそんな解読不可能なチームを解読しようと皆で眉間にしわを寄せている。

サポーターの多くは、ベジェリンとティアニーの復帰に多くの希望を乗せている。彼らのポジションを務めることが多かったナイルズとコラシナツは、二人とも4バックでのサイドバックに向いているとはあまり言えないからだ。

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このままずっと勝ち続けられるはずがない

ボーンマス戦でのアーセナルのパフォーマンスは、今季のドタバタ劇を思えば、ノースロンドンダービーとバーンリー戦に次いでマシな内容だったといえるかもしれない。だが、それでも十分ではなかった。

シュート12本のうち枠内に飛ばせたのは2本だけで、ボール保持率は52.4%、特に後半は49.5%しかなかった。そして、ゲンドゥージとチェンバースのそれぞれ素晴らしかった二つのクリアがなければ、クリーンシートはキープできていなかっただろう。

結果こそはよかったものの、アーセナルが良い試合を見せたとは全く言えない。恐らく既にもう誰もが知っているとは思うが、これはエメリ下のアーセナルの特徴でもある。

エメリは守備的で保守的なアプローチを好み、勝利試合での点差は少ない。これは、アーセナルが勝利に値しなかった試合でも時折勝利を収めている等いことでもある。

だが、これが持続可能な勝利の仕方だとは思えない。より試合を支配して勝利を収められるようにならなければ、ぎりぎりでの戦いでずっと勝ち続けることはできないだろう。

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72M£(約100億円)あれば多くのものが買える。だが、忍耐強さはその中に含まれていないようだ。マンチェスター・ユナイテッド戦でのパッとしないパフォーマンスを受けて、ペペに関する不安の声が聞かれるようになった。

多彩でトリッキーなプレイも多く見せているし、ボールコントロールも 良い。ウッドの記事がペペがアーセナルにもたらせるクオリティを良く分析している。今日の記事では、なぜペペとアーセナルのハネムーン期間があまりうまくいっていないのかについて書こうと思う。