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(この記事は前編の続きとなっています。)

その問題のうちの一つがユナイテッド戦でアルテタが初勝利を挙げた直後のルイスとソクラティスのインタビューで明らかになった。

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大体ブログのコツみたいなサイトを見るとタイトルは~文字以内で!みたいなことが書いてあって、今回は流石に長すぎるかなと思ったんですが端折る部分が見当たらなかったのでそのまま直訳しました!笑

解説者として評判の高いジェイミー・キャラガーがアルテタに対して疑いを抱いていたことをみとめつつそれを覆されたと率直な評価を語る記事です。前半は多少辛辣ですが、後半は大絶賛です!

動画/インタビュー

アーセナルとあまり直接の関係はないんですが、時々公式サイトでアップされる”In my own words”という選手がキャリアを振り返る、みたいなインタビューがあるのでそちらを今回は訳してみました!

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アーセナルが得点をオーバメヤンに頼り切っているというのは皆が知っている事実だ。彼は今季のガナーズの全ゴール中の48%をあげている。

また、ラカゼットは不調に陥っており今季5ゴールしか挙げられていない。したがって、アルテタはオーバメヤンの出場停止に伴って大きな問題に直面することになる。

オリジナル

もちろんアルテタはアルテタ自分なりのやり方で自身の監督としてのスタイルを確立させることを目指しているのだとは思いますが、先日のDAZNの放送でも繰り返し触れられていた通り観る側でもどうしてもなんとなくペップらしさを感じてしまったり、また同時にベンゲル監督を彷彿とさせる点も多くあります。

そして、ファンが見たいと感じているのもペップ&ベンゲルのいいとこどりのような監督像なのでしょう。というわけで、今回は個人的にアルテタのペップらしいと感じる点、ベンゲル監督らしいと感じる点をまとめてみました。

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明らかになり始めるアルテタらしさ

今季初めて、アーセナルはプレミアリーグの試合で二戦連続同じスタメンを起用した。これに一月までかかってしまったというのは確かに心配だがアルテタのもと、より明確でくっきりしたチーム像が見えてきた、あるいは目標は見えてきた、ということはできるだろう。

非ボール保持時には4-4-1-1、そしてボール保持時には2-3-5になる4-5-1が基本的なフォーメーションで、トランジション時にはハイプレスを仕掛け、素早いパス交換から深い位置からのビルドアップをし、エジルを右のハーフスペースで使うというのがアルテタアーセナルの狙いだというのが明らかになりつつある。

エメリが抱えていた最も大きな問題は混乱を招く指示で、おそらくこれはチームをいじりすぎることが原因だった。エメリは柔軟なチームに仕上げたかったようだが、やりすぎてチームは何をすべきなのか全くわからなくなってしまった。

痛々しいほどに明快さを欠いていたのだ。だが、アルテタは明確なプランを持っており、もしかすると、これはうまくいくプランなのかもしれない。

オリジナル, 選手採点

結果はついてこなかったものの、もの凄くドキドキわくわくした試合でした!

GK

レノ: 6

クリスタルパレスのシュート数が6と比較的抑えこみ気味だったこともあってあまり仕事は多くなかった。失点場面はディフレクションだったのでさすがにどうしようもなかったか。

DF

ナイルズ: 7

アルテタ体制になってから急激な躍進を見せているナイルズだが、序盤の押せ押せだった時間帯にはペペが相手と1対1を作る手助けも結構できていたし、守備面でもザハ相手に非常に良く対処した。こうなってくるとベジェリンが本調子に復帰しても、すんなりレギュラーダッシュとはいかないかもしれない。

ここ2,3年のナイルズを見てきたアーセナルファンとしてはうれしい誤算である。

ソクラティス: 7

相変わらずプロレスラー感のあるプレイは多いが、ルイスと並んで急にソリッドで頼れるCBになったソクラティス。今日もパレスを抑え込んだ。ホールディングの調子が定まらない中ソクラティスとルイスのペアが安定しているのは非常に大きい。

ルイス: 7

ソクラティスと同じく守備面で安定しているのはもちろんで、今日も空中戦で存在感を発揮、失点場面では若干寄せが軽かったかもしれないが、それ以外はよかった。

それよりなにより、アーセナルの策が見事にはまり下がり気味のパレスに対してルイスの持ち上がり、そして縦パスがビシバシ決まりまくっており、CBにもかかわらずアタッキングサードへのパス13本という脅威のスタッツを記録。

正直アルテタ体制になっていこう攻守両面で劇的に良くなりすぎてエメリ監督の時もしかしてちょっと手抜いてました?と疑いたくなるレベル。

コラシナツ: 7

アルテタは哲学や選手の扱いはベンゲル監督仕込み、モダンな戦術や立ち居振る舞いはペップを彷彿とさせるが、ナイルズに続いてコラシナツも躍動させることに成功しているのはなんとなくペップっぽい。

いわゆる5レーン理論に基づいて、大外右にペペ、大外左にコラシナツ、そして中の3人がきれいに5人並ぶ形が見られた。このときジャカが左に落ちることでサイドをカバーし、コラシナツは守備の心配をせず生き生きとプレイでき、かつオーバメヤンは中に入れる、という形だった。

ティアニーはまだまだ帰ってこれなさそうなのでとりあえず怪我にだけ気を付けてほしい。

MF

ジャカ: 6

最近は非常に効果的だったジャカだったが、今回の試合に関しては、悪いというほどではなかったものの、パレスにうまく抑え込まれており、思うような活躍ができなかった。

エジル: 6

得点シーンでは全盛期を思い起こさせる素晴らしいプレイを見せたが、全体的にはそこまで目立てず、オーバメヤンの退場に伴って退いた。

ただ、前半ではチーム最長の走行距離を記録。アルテタ監督就任以降プレスの鬼のようになっているのは流石に笑える。フィジカル的にはまだまだやれそうだ。

解説でも触れられていたが、ベンチでじっと試合の行方を見つめる姿がとても印象的だった。

トレイラ: 7

ザハがペペに対してトレイラを押すような形になったせいで怪我をしてしまい、ハーフタイムに退いた。VARのあるなしにかかわらず、このようなファウルはあまり厳しく罰せられないが、実は非常に危険だと思う。

45分でジャカの90分を上回る記録。守備力はもちろん、ボール保持時のシンプルなプレイも効いていただけに非常に残念だ。あとの様子ではそこまで重症ではなさそうだったが、チェルシー戦には出場できるだろうか。

FW

オーバメヤン: 6

素晴らしい連携からさすがの決定力を見せつけ得点を決めたものの、危険なファウルで退場、結果的にチームを苦しめることとなった。わざとではなかっただろうが結果的に非常に危険、というFWらしいタイプのスライディングだった。

全体的にここまで得点に苦戦している印象のあるアルテタアーセナルがここからオーバメヤンを欠いてどのような策をとってくるかは興味深い。

ペペ: 6

アーセナル戦術界のバイブル的存在であるせこさんの話によると、『ポジショナルプレーは上乗せが大事』とのことで、そこまで悪くはなかったもののペペのところで相手に対して優位に立てないとチームとしては苦しくなるのでもう少し期待したくなってしまう。

FKを二点決めた時点でセットプレーのキッカーとして優秀なのはわかっていたが、コーナーがすごい。

ラカゼット: 6

全体を通して献身的な良いプレイを見せ、オーバメヤンへの素晴らしいアシストも記録。悪くないのだが、やはりアーセナルでトップを務める以上得点がないのはやはり物足りない。

特に、ここから恐らく三試合オーバメヤンを欠くことになるのでラカゼットにはかつての得点力を取り戻してほしい。

交代選手

ゲンドゥージ: 6

特にオーバメヤンの退場後は気迫のあるプレイでチームを引っ張ったが、やはり守備面でトレイラと比べると少し見劣りするか。ただトレイラのけがの程度試合では今後も先発する可能性があるのでジャカゲンドゥージのペアでもうまく機能するようにしておきたいところ。

マルティネッリ: 7

昨季のリヒトシュタイナーに続いて今季のアーセナル・コラム激推し選手なので若干バイアスがかかっているかもしれないが、短い時間で良いプレイを見せた。もっと長い間見たいものだ。

ラカゼットには申し訳ないが、オーバメヤンがいない以上現在の得点力に限ってはマルティネッリの方が上のような気がするので、一試合くらいマルティネッリのワントップを見てみたい。

(ネルソンは出場時間が短すぎるため採点なし)

オリジナル

アルテタがアーセナルの”レジェンド”とまで言えるかどうかは議論の余地があるところかもしれませんし、まだまだ彼の監督としての力量について結論を出すには早いですが、ここまでのところアルテタはアーセナルで素晴らしいチーム作りに取り組んでいる、とは言えるかと思います。

何となくあまりポジティブなイメージがない、現役時代に活躍した選手がそのまま監督になるいわゆる”レジェンド監督”パターンですが、実際にある程度現役時代に知名度があった選手が監督になったケースはどれくらいの割合で成功を収めているのか見てみようと思います。